限局性外耳道炎は、具体的には耳の孔や耳の軟骨がある部分に多く発症します。
耳は外耳、中耳、内耳という区分があり、外耳が外側に見える部分から鼓膜まで、中耳が鼓膜から音を伝道する耳小骨がある部分まで、内耳がその先にあるうずまき管以降となっています。
一般的な中耳炎などと異なり、中耳や内耳には炎症がなく、かつ外耳に部分的な炎症が見られることが特徴です。
限局性外耳道炎の原因は
限局性外耳道炎の原因は、主になんらかの病原体の感染です。
中でも、耳の穴からの感染が非常に多いものとなります。
耳の穴の中は、耳垢で若干湿っていたり、分泌物が出ているなどで、病原体がやや生育しやすい状態となっており、特に耳の穴を直接触って爪などで傷つけてしまうと、大きな炎症の原因となりうるでしょう。
特に、腫れあがったり膿瘍が出来たりといった場合は感染の兆候となりますから注意が必要です。
限局性外耳道炎の治療は
限局性外耳道炎は、一般的には細菌を殺す抗生物質で治療を行っていきます。
炎症が治まれば軽快しますから、それまでは痛みを抑えるために鎮痛薬を使用したり、冷やしたりすることで経過を見ていくことになるでしょう。
また、感染が拡大してより大きな炎症ができたり、中耳や内耳まで広がってしまうと実質的な聴こえや平衡感覚などにも影響が出てくる可能性があるため、注意が必要です。
限局性外耳道炎の予防は
限局性外耳道炎の予防は、まず耳をあまり触らない癖をつけることが大きいでしょう。
必要以上に汚い指で耳の穴を掻いたりすることは避けるようにしましょう。
また、耳かきでおもわず傷つけてしまうことがあるために、アルコールで消毒した柔らかい綿棒などを使用し、やさしく掻きだすようにしましょう。
無理に深追いすると損傷、感染の原因となるため避けましょう。また、免疫力が弱くなっていると感染のリスクがあがります。
普段から健康生活に気をつけることで、感染を未然に防いでいきましょう。
限局性外耳道炎はあくまで外耳に限った炎症ですが、放置したり、感染が拡大すると思わぬダメージを受ける可能性もあります。
普段から耳をやさしく扱うように心がけつつ、怖い病気から身体を守っていきましょう。