耳下腺炎は、大人がかかると非常に辛い病気の一つです。
耳下腺炎というと、子供の頃に発症するおたふく風邪をイメージする人が多いのではないかと思います。
しかし、おたふく風邪の原因であるムンプスウィルス以外でも耳下腺が炎症を起こすことは大いに考えられます。
約数ヶ月から1年の間に、耳下腺や顎下腺が繰り返し炎症を起こすものを反復性耳下腺炎と呼んでいます。
反復性耳下腺炎の原因は
反復性耳下腺炎の原因で有名なのは、感染症です。
何らかのウィルスが悪さをして、耳下腺に炎症が起こった状態といえるでしょう。
ウィルスが強いものであれば、症状が軽快した後も体内で残存しつづけるものも多く、体調の変化や季節などと共に繰り返し発症します。
このほかに、唾液腺が細かったり、先天的につまりやすかったり、内分泌の異常がある場合、唾液が耳下腺で停滞してしまいますから、これにより炎症を発症する可能性があるでしょう。
こうした器質的な異常は先天性であることも多く、反復して発症する人は持病となりやすいと考えられます。
また、疲労や上気道感染、虫歯などでも反復性耳下腺炎を発症する場合があります。
いずれにしても、耳下腺、顎下腺が炎症を起こす病態は様々ですから、一概には言えないのが現状です。
反復性耳下腺炎の治療は
反復性耳下腺炎の治療は、一般的な耳下腺炎の治療と変わりません。
通常、対症療法で症状の軽快を図っていきます。
また、感染度合いがひどい場合や消耗が激しい場合などには、感染症に有効な抗生物質を投与し、鎮痛として湿布や鎮痛薬を使用してコントロールしていきます。
反復性耳下腺炎の予防法は
反復性耳下腺炎は主に感染によるものが多いと考えられます。その他代謝や疲労によるものもあるでしょう。
これらに共通していえることは、免疫力が低下している状態で反復性の発症が考えられるということです。
このため、普段から身体に気を使い、3食の食事や早寝早起、休息をとるなど健康生活を心がけることで、発症を予防できると考えられます。
また、免疫力が低下している場合には、別の病原体の感染も考えられますから、マスクや手洗いを徹底しましょう。
虫歯がある場合にはまず虫歯を治療することが必要となります。
先天的に炎症が起こりやすい場合にも、健康的な生活で身体の機能が正しく働くよう心がけ、発症のパターンがある場合には、それを踏まえて生活や行動を気をつけていくことが重要です。
耳下腺炎の中でも反復があるというのは非常に辛いものですね。
繰り返し発症することで、より身体にも負担がかかりますし、日常生活の質も落ちてしまいます。
是非、普段から身体をいたわるような生活を心がけましょう。
子どもの場合には、お母さんやお父さんが積極的に健康生活の習慣が守れるよう手助けしていきましょう。