様々な体調不良と一緒にやってくるのが耳の病気です。
慢性鼓膜炎とは、何らかの原因で鼓膜が炎症を起こして腫れてしまうものです。
急性の症状とは違い、びらんを起こしたり、固まって肉芽を形成するなど、より症状が起こりやすく、実際再発を繰り返す治りにくい病気であるといえます。
慢性鼓膜炎の原因は
慢性鼓膜炎の原因としては、風邪などのウィルス性疾患が最もポピュラーなものです。
特にインフルエンザなど感染力が強く、症状も重篤なものでは一時的に免疫力が低下するために、発症しやすいといえます。
基本的に慢性鼓膜炎単発では発症せず、感染症と一緒に発症するものです。
一度びらんや肉芽が形成されてしまうとすぐに再発しやすいため、専門的な治療が必要となってきます。
慢性鼓膜炎の治療は
慢性鼓膜炎の治療は、まずびらんや肉芽を改善するところから始まります。
鼓膜の状態をしっかりとスコープなどの専用器具で観察した上で、外科的手術によって肉芽を除去したり、点耳薬によってびらんを抑えたりしていくことで、鼓膜の炎症を治療していきます。
同時に、日ごろから免疫力を落とさないよう、健康的な生活習慣を身に着けてもらうことで、そもそも風邪などにかかりにくく、新たな再発のトリガーを極力少なくするように努力していきます。
肉芽は鼓膜の変形などをもたらす場合もありますから、聴力や感覚の低下がないかなど症状をしっかりと観察していく必要があるでしょう。
慢性鼓膜炎の予防法は
慢性鼓膜炎の予防としては、できるだけ普段から免疫力を高めておくことが何よりも重要です。
これにより、発症の原因となる感染症への罹患を極力少なくしていくことが大切です。
また、耳を出来る限り愛護的に優しく扱い、傷をつけないようにしていくことも重要でしょう。
一度発症してしまった人は、医療機関でしっかりと治療したあと、再発しないよう症状と普段の健康生活に気をつけていくことが大切です。
再発しやすい耳の病気は厄介です。
できれば発症しないようにコントロールしていくことが最善であるといえるでしょう。
こうした知識を知っておくことも、ひとつの予防となるため、しっかりと参考にしてください。